6月  肺

             6月  肺

 

 

               肺

 

肺は空気中の酸素をからだに取り入れ、いらなくなった

二酸化炭素を外に出す働きをしています。

鼻や口から吸いこんだ空気は喉頭を通り、気管に入ります

気管は左右の肺の中に入ると、2つに分かれて気管支となります

気管支はさらに細かく分かれて、その先には肺胞という

空気が入った小さな袋がたくさん付いています

肺胞は毛細血管が網目のようになっていて

全身をめぐった血液は、肺胞の袋に二酸化炭素をはき出します

同時に肺胞の中の酸素が血液の中に取り込まれます

肺胞は肺に約3億から6億個あると言われています

肺は自分の力で空気を吸い込んだり、吐いたりは出来ません

肋骨の間の筋肉と横隔膜の動きにより

空気を吸ったり吐いたりしています

 

息を吸う時  肋骨の間の筋肉が伸びると胸壁が広がり

       肺も横に引っ張られてふくらみます

       同時に横隔膜が縮んで下にさがるので肺は下に引っ張                

       られてふくらみます。ふくらんだ肺の中へ空気が入っ  

       ていきます

 

息を吐く時  肋骨の間の筋肉が縮み、胸壁を縮ませるため

       肺も押されて縮みます。同時に横隔膜も

       伸びて上にあがるので、肺も上に押し上げられて

       小さくなります。肺が縮む事で肺の中の空気が

       外へ押し出されます

 

通常、安静時に呼吸を一回すると、肺に吸い込まれる空気の量は

大人で400500ml程度です(小さいペットボトル一本程)

子供は大人の約半分です

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