2018-12-03
12月
季節性情動障害(冬うつ)
最近、雑誌やウエブサイトなどで『冬うつ』と言う言葉を目にする
事が増えたと思いませんか ? これは医学的には季節性感情障害
呼ばれている、うつ病のサブタイプの一つだそうです
秋から冬にかけて抑うつが始まり、春や夏になると治まると言う
特有のサイクルを繰り返します
症状としては、ほぼうつ病と同じで
・気分が落ち込む(特に午前中)
・気力や集中力が落ちる
・イライラや不安感がひどくなる
・物事を楽しめなくなる
などの症状が出ます。 食欲や睡眠に関しては、炭水化物や甘い物が異様に欲しくなったり、いくら寝ても眠く、過眠傾向になるといった症状が出やすいとされています
冬うつの発症には冬場の日照時間の減少が大きく関係していると考えられているそうです。 日照時間が減り脳内のセロトニンの分泌が減ることで、気分の低下が起こったり、睡眠をつかさどるメラトニンの分泌がアンバランスになったりする事が原因と考えられていますがまだ解明されていない部分も多い病気との事だそうです。
予防としては、・睡眠負債をためない事
・バランスのとれた食事を実践する事
・出来るだけ体力回復日を設ける事
・日光浴をこまめに行う事
《とにかく疲れをためない》 という自覚と工夫が必要で
冬場は普段より《ゆったり目の活動》に心掛けて
忙しくなる年末・年始を元気で楽しく過ごせる様に願っております。