2019-01-04
1月
1月に注意してほしい感染症
1 インフルエンザ
2 ノロウイルス感染症
3 溶連菌感染症
4 RSウイルス感染症
1 インフルエンザ
インフルエンザは1~4日の潜伏期間を経て
突然に発熱(38℃以上の高熱)、頭痛、倦怠感、関節痛などが
出現し、鼻水・咳などの呼吸器症状がこれに続きます
通常は1週間前後の経過で軽快しますが、「風邪」比べて
全身症状が強いのが特徴です
感染経路は主に、くしゃみ・咳など口から発する飛沫感染です
予防には予防接種を受ける事が有効です 受ける事で
発症率・重症化率の低減につながると言われています
飛沫感染対策としてマスクなど、また接触感染対策として
手洗いの徹底が重要であると考えられます。
2 ノロウイルス感染症
この感染症の主な症状は吐き気・嘔吐・下痢です
小児では嘔吐が多く、嘔吐・下痢は1日数回~10回以上の
時もあります。 感染してから発病までの潜伏期間は
1~2日です。 ノロウイルスにはワクチンもなく
子供や高齢者には簡単に感染して発病します
最も重要で効果的な予防法は「流水・石けんによる手洗い」です
3 溶連菌感染症
溶連菌感染症は子供がかかりやすく、発疹が出る感染症です
主な感染経路は発症者もしくは保菌者由来の飛沫による
飛沫感染と直接接触による接触感染です
ワクチンはまだ実用化されていません。
予防には手洗い・マスクなどが有効です
4 RSウイルス感染症
この感染症は病原体であるRSウイルスが伝播することによって
おこる呼吸器感染症です。 潜伏期間は2~8日、一般的には
4~6日で発症します。 多くの場合は軽い症状ですみますが
重い場合には咳がひどくなったり呼吸が苦しくなるなどの
症状が出る事があります。感染経路は飛沫感染・接触感染です
ワクチンはまだ実用化されていません
予防法は手洗い・マスクなどが有効です
以上、これらの流行する感染症にはこれと言う治療薬は
残念ながらありません。ですが毎年患者数は増加傾向です
ですから、マスク・手洗いの徹底が重要です
自分の身体は自己管理をきっちりとして頂きたく思います