2019-08-31
9月 小腸 小腸(空腸・回腸)は、胃や十二指腸で消化された食べ物を さらに分解し、栄養素を吸収する働きをしています 十二指腸も小腸の一部ですが、一般的に小腸とは 空腸と回腸の事を言います。 小腸はからだの中で最も長い 臓器と言われ、約6m程あります。 小腸の内壁はたくさんのヒダ状になっていて(輪状ヒダ) このヒダには突起があります(腸絨毛)ちょうじゅうもう。 これらの腸絨毛によって、表面積が大きくなり より多くの栄養素を吸収できます。 小腸では酵素をたくさんの含んだ小腸液が作られています。 この酵素は、胃から運ばれてくるドロドロの粥状になった 食べ物をほぼ完全に消化し、栄養素は腸に吸収されます 吸収された栄養素は血液によって肝臓に運ばれ 残りの ドロドロの粥状の物質は大腸へ運ばれます 小腸と大腸は回盲弁で分けられ、大腸から小腸に 物質が逆流しないように、開いたり閉じたりしています