9月  小腸

 

                                                                        9月

                                                                       小腸

小腸(空腸・回腸)は、胃や十二指腸で消化された食べ物を
さらに分解し、栄養素を吸収する働きをしています
十二指腸も小腸の一部ですが、一般的に小腸とは
空腸と回腸の事を言います。    小腸はからだの中で最も長い
臓器と言われ、約6m程あります。

小腸の内壁はたくさんのヒダ状になっていて(輪状ヒダ)
このヒダには突起があります(腸絨毛)ちょうじゅうもう。
これらの腸絨毛によって、表面積が大きくなり
より多くの栄養素を吸収できます。

小腸では酵素をたくさんの含んだ小腸液が作られています。
この酵素は、胃から運ばれてくるドロドロの粥状になった
食べ物をほぼ完全に消化し、栄養素は腸に吸収されます
吸収された栄養素は血液によって肝臓に運ばれ  残りの
ドロドロの粥状の物質は大腸へ運ばれます
小腸と大腸は回盲弁で分けられ、大腸から小腸に
物質が逆流しないように、開いたり閉じたりしています

コメントは受け付けていません。