爪の下にコブができた

爪の下にコブができた

人差し指の爪の下、第一関節に硬いふくらみが出来る事があります。

全く痛く無かったり、激痛だったりと、痛み方は様々のようです。
整骨院としては、そんなふくらみを骨折や突き指・捻挫かどうか判断しますが、どこかにぶつけた等では無ければ、“へバーデン結節”と言う指先の変形性関節症ではないかと疑います。

“へバーデン結節”

中年以降の女性によくできて、指先の骨の関節部分が盛り上がる病気です。
多くは、一本だけでなく、両手・他の指に発症します。
骨の盛り上がりの為に関節を包む袋が押し出されて水膨れが肌に出てくることもあります。
(絶対に自分でつぶさないでください!)
原因不明ですが、指先をよく使う人に多く起こる病気です。

(「私はリウマチではないか?」と心配される方がいらっしゃいますが、リウマチも両手・他の指に発症はしますが、第二関節・コブシ・手首 に痛みや、朝のこわばりが現れる特徴があります。ですが、見た目だけでは判断できず、判断には医療機関でレントゲン や血液の検査を行います。)

指がうまく曲げられない、曲げるときに痛む、見た目が気になる等の悩みがある病気です。
激痛が続くようであれば関節の手術を検討することもあります。

多くは期間とともに痛みが治まってきますが、それまでは、指先を酷使するようなことは 控え安静にすること。そして、第一関節をテープでクルリと巻いて保護します(カチカチ にしてはいけません!)。
テープで痛みが軽減されますので、治まるまでの期間はこれで痛みと上手く付き合ってい ただければと思います。

「静かにして下さい」と口に指を当てているお母さん

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